伊藤 嘉則さんのお米
しずくスタッフが出会ってしまった「逸品」を自由に紹介する企画。
「東三河でこんなものを作っていたとは?」的な情報のお届けです!
夏と冬、年2回出荷する自慢の「キャベツ」
以前は家庭向けの箱詰めキャベツを栽培していましたが、5年程前に完全契約の外食向けキャベツへ方向性を変えました。外食向けキャベツは加工業務向けの品種で、全体にがっちりとして巻きもしっかりし、重量も重く大きく育ちます。荷姿は箱ではなく、鉄のコンテナ(通称:鉄コン)に入れて、夏キャベツを3町、冬キャベツは6町を管理し、11月から4月まで出荷は続く。水を与える時期1つとっても、以後の生育に大きく影響が出るそう。
しずくスタッフの「感動したこと」
伊藤さんと初めて会ったのが2012年の冬。キャベツをはじめ、白ネギ(なべちゃん葱)やブロッコリーを作ってみえました。当時、一番記憶に残っている言葉は、「同じ土壌(畑)内でも、数m離れるだけで性質が変わるんだ」ということでした。それだけデリケートで、土壌のことを大切にしている伊藤さんだからこその言葉。そして、出荷時期には毎日数個、キャベツを切り、中に病気がないかなどチェックも欠かさない。
こうして食べてみて♪オススメは「餃子」
しっかりした品種のキャベツは、歯ごたえを活かした餃子に合います。品種を最大限に育てるため、肥料も通常の1.5倍与えるそう
伊藤 嘉則さん
大学卒業後、地元種苗メーカーに就職。経験を積み、農家を継ぐために就農して16年。畑のある植田地区など、豊橋特有の強いからっ風が吹き抜けるため、糖度が上がり美味しいキャベツができ、評価も高い。