ヘルスメイトの料理教室

　2月27日、豊橋市保健所にて「食改（しょっかい）さんのヘルシークッキング」が開催された。ボランティア団体「豊橋市食生活改善協議会」に所属する食生活改善推進員、通称「ヘルスメイト（食改さん）」が行う、健康的な食生活について楽しく学ぶ料理教室で、豊橋市が豊橋市食生活改善協議会に委託し月に1回開かれている。
　毎回テーマを設けたメニュー構成のため、リピーターの参加者も多いそう。豊橋市在住のどなたでも参加可能とあって、男性の姿も見られた。

地産地消のメニュー

　今回のテーマは「地産地消でおいしく」と掲げられ、メニューは、和風レンコンハンバーグ、切り干し大根とみずなと油揚げのサラダ、かぼちゃの和風ポタージュ、キャロットゼリーの4品を学んだ。
　まずはヘルスメイトから豊橋の野菜についてや野菜の栄養素、レシピの説明があり、15名が4つの班に分かれて実習に移った。班の中では、工程を分担して作業が進められ「私が切る作業やりますね」など、それぞれの班ごとに声を掛け合いながら楽しむ姿が多く見られた。

リピーターも多い人気の教室

　今回のメニューでも、切干大根の戻し汁をかぼちゃの和風ポタージュに使うことで、塩分を抑えることができる工夫がされたもの紹介があり「広報で知って参加するようになりました。美味しくて、驚くメニューが多くて何回も参加しています。勉強になります！」と手際良く作業しながら語る参加者も。
　完成後は、全員で試食。味の感想やこうした方が良かったといった反省、また応用した提案の声も聞かれた。
　今後も「食改さんのヘルシークッキング」の料理教室は続いていく予定。