2020年3月掲載「新城市/キッチンクラブつくで」

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

自然、食材、味を守る地元食育教室

作手の食材を使い、作手の人でつなぐ食育

食育オープン教室
 

 「自然豊かな作手の郷で楽しく『食』を学びませんか?」と題された「食育オープン教室」。キッチンクラブつくでが主催し、地元作手地区内の飲食店やパン屋、栄養士などが講師を務め、プロから楽しく学べる教室となっている。発足して4年目を迎え、つくで交流館調理室で年に6回開催される。

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講師は作手ゆかりの人
 

 現在までに作手ブランドのトマトやほうれん草を使った料理やいちごを使ったデザート、パン作り、作手に伝わる伝承料理などが開かれた。1月22日には「第22回冬の温かい季節料理」を開催。メニューは、冬野菜のブロッコリーとじゃがいもを使ったポタージュと、チキンコンフィ。ペンションやまぼうしの岡田竜児さんと、お食事処松の近藤敦史さんが野菜の切り方から調理方法まで伝授。各班に分かれて実習し、お互いの班の味見をしたり賑やかな雰囲気で行われた。

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これから目指す教室について
 

 参加者は、お子さん連れの若いお母さんから年配の男性まで年齢層も幅広い。「ちょとしたプロのコツを学べたり、日頃の疑問を聞いたり気軽に学べる教室です。仕上がった料理をみんなで味わいながら意見交換も楽しいです。地元の野菜や食材を使い、家に帰ってもまた作れるメニューなので気軽に参加できます」と代表の一人の生田智美さん。
 「今後は今までに参加したことのない人にも来てもらえるしくみを作り、教室を続けていきたい」と食について向き合う環境づくりにこれからも力を注ぐ。


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●開催場所:つくで交流館
●新城市作手高里字縄手上28番地1
●TEL:0536-37-2269
●問い合わせ:生田千代子090-8737-3757 齋藤美代子090-4790-2149 生田智美090-8459-2891


 「キッチンクラブつくで」は山村交流施設活用推進コーディネーター会調理部会のメンバーで構成。「食を通じて作手を元気にしたい!大人も子供も学べる作手の食育をしたい!」と、作手出身や作手在住の食に関わる仕事をしている人たちと作った団体。