2018年9月掲載「豊川市/にちにちこうにち」

 

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

自ら実感したことで変えていきたい

地元の人と繋がり、自分が地元でできること

子育ての真っ最中ながらも、お弁当作りから配達まで駆け巡る毎日。マクロビオティックやパンの勉強をし、旬の食材を使いレシピに活かす。(予約やご要望などお気軽にご相談ください)

にちにちこうにちとは…

豊川市を拠点に、予約専門のお弁当販売やイベント出展をしている、にちにちこうにち。地元の旬の野菜や食材をふんだんに使い、調味料も昔ながらの製法などで作られた質の良い物を選び使用している。また、地元企業や加工業者とのコラボレーションが特徴で、積極的に繋がりに力を入れている。
伊藤さんは高校卒業後、事務員、化粧品販売、飲食店など様々な職を経験。その後、豊川市にある宴会など行っている丸進に嫁いで10年。宴会だけでなく弁当対応もこなし、現在も忙しい毎日を送っている。

アイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さんアイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さんアイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さん

飲食店での経験をきっかけに

経験の中でも飲食店での経験はとても大きく、食に対する意識を持つようになった。最近では、子どもの頃に食べたおばあさんの作ってくれたよもぎもちなど思い出し、改めて「食とは」を考え始めたそう。
それをきっかけに、日本オーガニックレストラン協会オプティマルクッキングアカデミーに出会い、オーガニック野菜や玄米など食材と向き合うこととなる。しかし「玄米自体よく分かっていない」と気づき、米のだやさんに駆け込む。炊き方から教わり、毎日の食生活を見直すこととなった。その後、飲んでいた薬を止めれたことをきっかけに、「体を作っているのは食べ物」と実感した。

アイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さんアイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さんアイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さん

伊藤さんが想うこれから

個人で活動を始め約半年。野菜中心のお弁当からさまざまなお弁当まで、希望に沿った物に対応している。「いただくお話からレシピなど内容を考えたり、繋がることで見えてくる世界も勉強にもなっています。食べてくださる方の要望にしっかり応えていきたい」と伊藤さん。
地元の食材を使ったお弁当を地元の企業やイベントで食べることができるスタイルは、伊藤さんにとって目指す大きな目標。「まだまだ模索中ですが、たくさんいろいろなことに挑戦していきたい」と輝く姿は幅広い将来に向かっている。


アイスタイルデザイン「季節誌しずく」にちにちこうにち 伊藤智子さんにちにちこうにち
伊藤智子さん

●にちにちこうにち 豊川市諏訪4丁目235
●TEL090-4465-7583(問い合わせ、予約)
●IG:nitinitikouniti