2016年12月掲載「豊橋市/inaho(いなほ)朝市」

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

朝市から生まれる喜びと豊かさ

毎週水曜日 9:00~12:00(雨、祝日、年末年始等休み)

2015年7月に自然食品inaho(イナホ)をオープン。オーガニック食品・調味料を中心に取り扱い、マクロビオティックセラピスト資格を持つ。相談に訪れる人も多く、リピーターも多い。

自分自身の体を変えることに…

豊川市上長山町に2015年7月に、自然食品inaho(イナホ)をオープンしたオーナーの渡会博代さん。住宅街を抜け、木のぬくもりに包まれた隠れ家的なお店には、若いママ世代から年配者まで多くの人が訪れます。
渡会さんは元々保育士で13年務める中、体調を崩したことをきっかけに薬に頼らずに自分の体を変えることを決断。食事や生活習慣を見直し、マクロビオティックの勉強をするなど、できることは試していく中、生産者と産直等で知り合うことで転機を迎える。

【季節誌しずく】ihaho朝市【季節誌しずく】ihaho朝市【季節誌しずく】ihaho朝市

朝市への思い

知り合った生産者の話を聞くうちに、「自分と同じ思いの人がきっといる。その人のためにも、自分の経験してきたことを活かし、力になりたい」と自然食品を扱うinahoのオープンを実現させる。
店内はオーガニック食品や雑貨を取り扱う中、週に1回販売する野菜を自ら仕入れに行っていた。そんな中、「朝市の場所を作り、出店してもらえれば多くの野菜を取り扱えることができる」と考えた。そして野菜生産者はもちろん、その他の方にも声をかけ、10月26日に第1回目の「inaho朝市」を開催した。

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喜び合える本当の豊かさ

雨と祝日、年末年始以外などの休みを除き毎週水曜日の午前に開催、毎週4、5店舗が出店をしている。「こんな時代だからこそ、地元のいい物を作っている人が対面で発信できる場所にしたいと思っている。今は『喜びあえる場所』として続けていくことで、双方の喜び生まれる交流の場となることに意識を置いてる」と渡会さん。朝市に並ぶのは野菜をはじめ、アロマやワークショップ、衣料品・アクセサリーなど。その週の出店はブログやフェイスブックで確認することができる。出店者と来場者それぞれが会話や交流を楽しみながら、ゆったりとしたあたたかな時間が流れる。


【季節誌しずく】ihaho朝市inaho(いなほ)朝市
代表 渡会 博代さん
●豊川市上長山町小南口原71-2
●定休日:日曜日/第2、第4月曜日
●営業時間:10:00~18:00(水曜日のみ9:00~17:00)
●TEL(0533)92-1780
ブログ:http://ameblo.jp/inaho74/
E‐mail:agro1974@tees.jp