2016年6月しずくTimesその1 ~東三河のちいさな地産地消~

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

新鮮な豊川産野菜が旬を感じるお弁当に

豊川の産直と豊橋の有名超ローカルスーパーが連携し、夢の東三河タッグが誕生

縁がつないだ新鮮なコラボ

豊川市馬場町にある直売所施設「JAひまわりグリーンセンター豊川」は、6月1日から同直売所で販売する豊川産の食材を一部使用したお弁当の販売を開始した。
株式会社サイエンスクリエイトを通じ、豊橋市下地町のスーパー「一期家一笑」と連携することで実現。初日は、ベビーコーンやトウモロコシ、サヤエンドウなどを使った弁当や総菜、寿司など約200点が並び、野菜と合わせて多くの利用者が手に取った。また「一期家一笑」の店頭でも人気のプレミアムあんぱんなどのパン類も販売している。
一期家一笑(季節誌しずく)一期家一笑(季節誌しずく)一期家一笑(季節誌しずく)

地元を知ればこそ、経験の証

一期家一笑の杉浦社長は、元イタリアンシェフの経験を持つ。3月30日にリニューアルオープンをしたお店にも、シェフとしての経験を活かした、地元の新鮮野菜の素材を使ったお弁当や総菜に力を入れている。こんぶなどだしは朝から準備をし、みりんやしょうゆは地元産を使うなど調味料にもこだわりをもち、素材を活かした味付けが評判に…。「野菜のエネルギーを活かし、余計な味付けをせず、シンプルに仕上げることを心がけている。あえてこだわっていないところがこだわりです。」と杉浦社長。

一期家一笑(季節誌しずく)一期家一笑(季節誌しずく)一期家一笑(季節誌しずく)

有名ローカルスーパーの挑戦

毎日の弁当納品の際に、同直売所の農産物を購入し、弁当や総菜を作りJAへ搬入するサイクル。地元農産物を活かす弁当を作り、食べていただくことで、その農産物の良さを知ってもらうという狙いがある。後藤店長は、「一期家一笑の厨房を見学し、試食会など繰り返し、安心してお店に出せると決定した。」と話す。「旬をリアルタイムに伝えるのは難しいが、弁当にすることで日常で旬を伝えられる。マンネリ化しないように気を付け、様子をみながらメニューを提案をしていきたい。」と、杉浦社長の言葉にも熱が入る。
今後状況をみながら、8月以降に、グリーンセンター音羽や一宮でも販売を始める予定。


一期家一笑(季節誌しずく)一期家一笑
代表取締役社長 杉浦 太平洋さん
豊橋市下地町境田67‐3

 

JAひまわり(季節誌しずく)グリーンセンター豊川
店長 後藤 泰裕さん

●豊川市馬場町上石畑65