2013年6月しずくTimes~東三河のちいさな地産地消~

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

「エコビレッジ・いるかビレッジ」グランドオープンへ

農的暮らしを通じ循環型社会・コミニュティの拠点へ

新しいコミニュティスペース誕生

いるカフェ‐店内「農的暮らしを通じて健康的な、人と人、人と自然とのつながりを生む持続可能な循環型社会・コミュニティの拠点となること」を目的として生まれた「エコビレッジ・いるかビレッジ」。5月26日にグランドオープンし、既存のカフェ「いるカフェ」に加え、生活や暮らしを見つめ直し、再構築を図るための生活を実践する場として、新しくライフセラピー棟として生まれ変わった。新棟はバリアフリー設計で、奥三河の木材を使用し、木のぬくもりがたっぷりと感じられ、天井高く心地よい風が通り抜け、素足で駆け回る子どもたちにもうれしい作りになっている。地元の野菜、ビレッジで育てられた野菜をふんだんに使った体にやさしいランチを提供する「いるカフェ」、「ちゃいるかの森」と題された自然と人の出会いを楽しく過ごす託児スペースを設置。庭には「食べられる森」として野菜やハーブが育ち、池があり、緑美しい「パーマカルチャーガーデン」が心身ともに気持ちを豊かにしてくれる。

いるカフェ‐ランチ

自然から学ぶ食、住、教育

様々な世代が触れ合える新しいコミュニティスペースとして、そば打ちや田植えなどの自然と触れ合うことができる農業体験、ガーデニング作業、勉強会や映画上映会etc…。プラットホームとして機能し、民間は民間で同じ気持ちの人、興味のある人が集まり呼びよせ、国ではできない繋がりや出会いをこの地から提供していく。地域に存在する様々な『ひと』や『もの』や『しくみ』を混ぜ合わせ新しい感動を創り出す地域の実験場となることを目指す。出会いから生まれた新たな繋がりとして豊川有機農業の会の野菜の販売も開始。人が集まり、未来を考える場として、訪れた全ての人にやさしい空間としての活躍にこれから目が離せない。

いるカフェ‐イメージ

エコビレッジ いるかビレッジプロジェクト 佐野さん

豊橋市牛川町東側61Tel.0532-53-0671
営業時間/9:00~16:00   定休日/水曜日