
■たろ菜園 金丸 尚志さん
蒲郡市
屋号の「たろ」は、見本でよく見かける「〇〇太郎」からヒントを得て名付けたそう。
蒲郡という地場の特徴を踏まえ、自分の農業の形を模索しながら一人で向き合う。
Instagram:@taro0_831
スポーツジム勤務、飲食店勤務から農業へ。きっかけと縁で農業の道に入った金丸さんに話を聞いた。
前職の飲食店の研修が農業だった
北側には山々、南側は三河湾が広がる蒲郡市。市街地に程近い水竹町の住宅街の一角で、新規就農した金丸尚志さん。12月で就農して2年目に突入した。高校卒業後、スポーツジムの仕事を経て、その後は三重県の魚メインの飲食店に就職した。店長として忙しい毎日を送っていた中、各店舗の店長が集まる研修に参加、研修先は三重県立明野高等学校。学校には農業を学ぶ学科があり、研修内容は畑の実習で露地野菜を学んだ。しかし勤務先が倒産、これを機に地元に戻ることとなる。そしてふと自宅の横に目をやると、長年祖母が手掛けていた畑が目に入った。
「研修が魚関連ではなく農業?と疑問もあったが、もともと農業に興味があった。今思えば、研修は自分にとって農業の道に進むべき分岐点だったかもしれない」と語る。
ほぼ独学で新規就農へ
自宅横の畑は祖母が鍬一本で野菜を育てていた。「自分はその姿を見ていたので、ここで農業をやりたいと思った」と、まずは家庭菜園からスタートした。本やユーチューブで勉強し、土づくりや栽培に関してほぼ独学で実践。どうしても困った時は研修先だった先生に聞くこともあるそう。昨年12月に新規就農し、JAの産直の出荷も開始しながらイベントの出店も始めた。
「こだわりは農薬を極力使わず、牛ふんを入れた土壌作りで、年間で20品種程を栽培。そして、見栄えの良い朝採れたての野菜を出荷すること」と金丸さん。また、産直では他の人と時期をずらして出荷するなど工夫もしている。「自分の作った新鮮な野菜の美味しさに驚いた。生で食べたなすの味は忘れられない」を原点に、こだわりを日々追求し続けている。
「こだわりは農薬を極力使わず、牛ふんを入れた土壌作りで、年間で20品種程を栽培。そして、見栄えの良い朝採れたての野菜を出荷すること」と金丸さん。また、産直では他の人と時期をずらして出荷するなど工夫もしている。「自分の作った新鮮な野菜の美味しさに驚いた。生で食べたなすの味は忘れられない」を原点に、こだわりを日々追求し続けている。
金丸さんのこれからと地産地消
蒲郡はみかんやいちごの栽培が盛んで、露地野菜は少なく、その2品以外にJAの部会も存在しないそう。「小さいながらの強みを活かし、要望の声に応えられるよう、将来的には畑の面積も増やしていきたい」と将来を見据える。また、マルシェ出店の経験を経て、珍しい黄色のにんじんやオレンジのカリフラワーなど「いろいな野菜に挑戦できる楽しみのきっかけ作り」も大切にしている。大きな目標は親子で種から育てる野菜作りを教えていきたいと話す。「プランターで育てられる野菜もあります。学べる場所がないので、野菜を作り食べるきっかけを作りたい」と身近に感じてもらう夢を語る笑顔の金丸さん。イベント出店などのSNSの発信も欠かさない。
【編集】おばあさんが鍬一本で畑をしていたのに驚きました。金丸さんは耕うん機は使うそう。









