夫婦二人三脚で、無添加の昔ながらのパン屋「ぱんやさん」を開店して26年。店内は、正人さんが丁寧に1つ1つ手作りした総菜パンから食パン、焼き菓子まで棚いっぱいに並ぶ。毎日の食卓用に購入する地元ファンをはじめ、昼食用のビジネスマン、近くには高校もあり学生も多く訪れるなど、地域に密着したファンが多い。また、高校の購買用パンや、保育園の給食用パンも製造している。近年は地元の食材を使ったパンを開発するなど、地元の物を使うことによって恩返しの気持ちを込め、日々まごころを込めたパンを作り続けている。
今回の食材 「奥三河ほうれん草」
包装にピンクの文字で「奥三河ほうれん草」と書かれ、スーパーや産直に並ぶ。お米(ミネアサヒ)や夏秋トマトなどに加わる、新城市作手の新しいブランドの一つとして立ち上がった。「いいほうれん草を作って、みんなを元気にしたい」と、自身の入院経験から思いが強くなったそう。葉は肉厚で、茎は甘くみずみずしい。この作手の気候を最大限に活かし、土づくりから約3年かけて、3年前に本格的に販売を開始した。
竹下 健二さん
新城市作手
夏でも収穫できるのはここだけ。「水がとても大切。葉から蒸散されるのが一番大きい野菜がほうれん草」と竹下さん。こまめな管理と経験で作りだされた自慢のほうれん草で、愛知県No.1ほうれん草を目指す。
今回の地産地消応援隊 手づくりの店 ぱんやさん
奥三河地域雇用創造協議会が奥三河ほうれん草を使ったパウダーを開発。生地に練りこみ、オリジナルパンを開発した。
廣谷正人・善子さん夫妻
Tel.0536-23-6354
●営業時間/7:30~19:00
●定休日/日曜日・祝日
新城市平井字若杉1-3