2016年9月 地のしずく~地産地消応援隊~

季節誌しずく-地のしずく【季節誌しずく】三河農女まめ隊

■三河農女 まめ隊

二人は豊川有機農業の会の創立メンバーとして知り合い、3年在籍。もっと自分たちは「農業」について勉強をしなければと一緒に卒業する。女性同士でお互いの畑も近く意気投合し、イベントに出展したことをきっかけに「三河農女・まめ隊」を結成。最近では、滋賀県まで「島本微生物農法」を二人で学び実践し、お互いの畑に足を運び実践見学や情報交換をし切磋琢磨している。「1人ではできないことでも、二人ならできることもあり縁も広がっていった。細々でも出荷をし続けれるよう、地道にコツコツがんばっています。」と、二人のブランドの確立を目指す。

【季節誌しずく】三河農女まめ隊【季節誌しずく】三河農女まめ隊【季節誌しずく】三河農女まめ隊
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平松さんの畑は粘土質、小林さんの畑は砂地で、栽培できるものが違うため、野菜がかぶることは少ないそう。ベジカルの売り場には、火曜日・金曜日(主に)に出荷。「私たちの野菜を食べてもらい、知ってもらいたい。」と、陳列やディスプレイにも力が入るそう。

オープン当初は、スペースは豊川有機農業の会としてスタート。現在は、卒業したまめ隊が引継ぎし、旬の農産物を販売している。平松さんの金ごまや空芯菜などの葉物野菜、小林さんのさつまいもや玉ねぎなど定番野菜は人気がが高く、こだわりを持つリピーターの消費者も多いという。

【季節誌しずく】平松真美

平松 真美さん
豊川市


就農8年目。祖父母の畑を受け継ぎ、微生物資材や天然由来の肥料を使った農業、年間約30種類の野菜を栽培している。販売方法で悩んでいた時、オリジナルのPOPや料理好きが功を奏し、レシピを付けた販売方法が人気となる。現在、女性農業次世代リーダー育成塾第3期として学ぶ日々を送る。

小林 めぐみさん
豊橋市


義母の農作業を手伝うようになり、本格的に就農して4年目。自宅前に畑を持ち、現在は子育てをしながら農作業に打ち込む。義母から学んだことと、新しく学んだことを取り入れた天然由来の栽培で、産直を中心に出荷している。

 


今回の地産地消応援隊 蒲郡 Vege Cul<ベジ・カル>

【季節誌しずく】蒲郡ベジカル【季節誌しずく】三河農女まめ隊【季節誌しずく】三河農女まめ隊
 2012年11月オープンし、今年11月に5年目を迎える。「Vege Cul」とは、ベジタブル = 季節の旬や特徴・こだわりのある地元野菜、果実の品揃え、フード(Food or 風土)カルチャー = 東三河地域の食文化発信をコンセプトとしている。
東三河をはじめ、西三河や経営会社本社のある長野県から旬の農産物を中心に、加工食品(味噌、醤油、豆腐、こんにゃく、ソーセージ、パン、袋菓子、ジャム、ドレッシング)などが並ぶ。


 

【季節誌しずく】蒲郡ベジカル

Veg Cul<ベジカル>

店長:後藤宏之さん 
蒲郡市海陽町2丁目2
ラグーナフェスティバルマーケット
Tel.0533-59-6055
●営業時間/平日9:00~19:00(土日祝は20:00)
年中無休


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