自然に成り立った地産地消の形
キッチンカーからスタート
ガス屋のキッチンカー
渥美線三河田原駅前にある商業施設LaLaGran(ララグラン)内に、昨年7月にオープンしたガス屋のカフェMatsui Sangyou’s。大正4年設立で、創業110年になる地元のガス業を営む松井産業株式会社が経営する。
当時ガスの営業を担当していた松井利光さんは、田原市内だけでなく東三河に広げようとしていた頃、キッチンカーのガスボンベの需要があることに着目し、自身も「車さえあれば」と車を購入し、自分たちでキッチンカーを作り上げた。
当時ガスの営業を担当していた松井利光さんは、田原市内だけでなく東三河に広げようとしていた頃、キッチンカーのガスボンベの需要があることに着目し、自身も「車さえあれば」と車を購入し、自分たちでキッチンカーを作り上げた。
要望の声に応える
当時はガス販売の広告塔として始め、地元のイベントや近隣の市外にも出店していた。手羽先のデリカ類から始め、半年後にはチュロスといったスイーツの販売を開始したのが7年前。
3年ほど前に、地元のイベントに出店の際「クレープが食べたい」という声が上がる。そこから要望に応えるため焼き台など設備をそろえ、試作を重ね、試行錯誤の日々が続いた。その時、素材はなるべく地元の物でやりたいと気持ちが強くなっていった。
3年ほど前に、地元のイベントに出店の際「クレープが食べたい」という声が上がる。そこから要望に応えるため焼き台など設備をそろえ、試作を重ね、試行錯誤の日々が続いた。その時、素材はなるべく地元の物でやりたいと気持ちが強くなっていった。
ネットワークを最大限に活かす
松井産業の顧客数は約3,600件を数え、小麦や卵、果物など生産者であるお客さんに声をかけ、さまざまな食材に出会うことができた。そして昨年、実店舗としてスタート。「結果的に地産地消が成り立った。今では声をかけてもらえ、食材ありきでメニューを考えています」と松井さん。
今年に入りメディアにも取り上げられ、クレープ人気となり県外からもファンが訪れる。将来的にあと4年でお店の礎を作り、松井産業として総合的に事業を展開をしていく。
今年に入りメディアにも取り上げられ、クレープ人気となり県外からもファンが訪れる。将来的にあと4年でお店の礎を作り、松井産業として総合的に事業を展開をしていく。
ガス屋のカフェMatsui Sangyou’s
代表取締役社長 松井 利光さん
●田原市田原町西大浜13-1 ララグラン
●Instagram:@ma_bombekun ●定休日:水曜・木曜※不定休 ●HP:www.matui-sangyou.co.jp
●営業時間モーニング6:30~11:00、カフェ11:00~18:00 ※火曜日は手羽先販売の日
●Instagram:@ma_bombekun ●定休日:水曜・木曜※不定休 ●HP:www.matui-sangyou.co.jp
●営業時間モーニング6:30~11:00、カフェ11:00~18:00 ※火曜日は手羽先販売の日
ガス販売、自動車部品、防災関連事業を持つ松井産業。4代目を受け継ぎ、飲食業を始める。
モーニング、ランチ、カフェが楽しめる。(曜日によって変更あり。詳細はインスタグラムにて)
モーニング、ランチ、カフェが楽しめる。(曜日によって変更あり。詳細はインスタグラムにて)