2025年3月掲載「新城市学校給食センター」

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

郷土愛育み安定的な提供を目指す

時代に沿った新しい手法に加え培った伝統も継承

令和6年9月稼働開始
 静かな環境の新城市川路に、令和6年9月から新しく新城市学校給食センターが稼働を開始した。それまでは新城・鳳来地区の全17校で自校調理をしていたが、それぞれの給食室の老朽化、衛生管理基準への対応、増加するアレルギー食への対応、慢性的な調理員不足、食材配送の継続といった課題の検討が重ねられ、共同調理場の建設に至った。
 自校給食の良さや食育の考え方を継承しつつ、共同調理場としてのメリットを生かした提供が可能となった。
 

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地産地消も積極的に
 現在は小中学校合わせて約3,200食を調理。新しく導入された点として、安定的な給食の提供ができること、新たな調理機器の導入、アレルギー調理室での調理ができるようになったほか、今までどおり温かい給食の提供ができ、地元の食材を積極的に使った給食の提供をしている。また月に一度「地産地消の日」を設け、季節に応じた野菜を使用し「新城産」を知ってもらうきっかけにもなっているそう。そして給食を支える裏側の人たちとして、生産者との交流も行っている。

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新城市ならではの献立
 新城市ならではの献立も多く登場する。作手地区のほうれん草パウダーを使った作手ポパイドーナツ、しんしろシチュー、新城茶めしのほか、かしわのひきずりやみそ煮込みおでんなど、郷土料理も献立に組み込まれている。「新城産のさといもを使ったしんしろシチュ-は、とろっとしてとても人気です。今後も楽しく食べてもらえるよう工夫をしていきたい」と笑顔で話す栄養教諭の皆さん。給食を届けるため、地元で関わりのある人たちとの連携も毎日の給食を支えている。
 

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栄養教諭の皆さん

●新城市川路字萩平1番地158 ●TEL:0536-22-9906
●HP:https://www.city.shinshiro.lg.jp/kosodate/kyoiku/kyuushoku/index.html

 食材の季節や量、タイミングなどを考慮しながら献立作りをしている。この際もなるべく新城の食材が献立に入るように、地元JAや業者などと連携をしている。