地元の木を感じて欲しい
無人販売が導いてくれた新たな道
製材所の三代目
豊橋市保健所・保健センター(ほいっぷ)2階調理実習室にて「夏休み手作り教室 愛知を作って食べてみよう」が2日間に分けて開催された。普段家庭ではなかなか作るのが難しい「寄せ豆腐」と「こんにゃく」が学べるとあって、多くの応募があった。普段私たちが食べている食品が、どのようなものから作られ、どのように作られているか知ることにより、実際に食品を原料から作ることを通して、食品の成り立ちと作り方を楽しく学ぶことを目的としている。
製材所としての将来
7月29日は「愛知県産大豆から寄せ豆腐を作ろう」を開催し、10組の親子27人が参加した。計量、根気よく豆乳の入った鍋をかき混ぜる作業、にがりを入れる工程など、子たちは真剣な面持ちで調理を進めた。おからを初めて見たり、たくさんの工程を経て豆腐ができることに驚きの声と、大変な労力が必要であることを実感した。別に用意した豆乳から作った豆腐と、自分たちで作った豆腐の食べ比べもあり、豆の香りや味の違いに、さらに驚きの声が聞かれました。
無人販売所の存在
7月30日には「豊橋市産こんにゃく芋からこんにゃくを作ろう」を開催。11組の親子27人が参加し、こんにゃく・焼麩製造卸販売している有限会社織九の中村真規さんの指導のもと、こんにゃく作りに挑戦した。用意されたこんにゃく芋は豊橋市で栽培されたものを使用。こんにゃく芋は、皮膚や粘膜に触れるとかぶれてしまうため、取扱いの注意と作り方の説明を受け、ゴム手袋や眼鏡(ゴーグル)をしながら慎重に調理が進められた。ざるいっぱいのこんにゃくができあがった。
有限会社 粟代製材所
●北設楽郡東栄町振草古戸土橋8
●TEL:0536-78-5015
●営業時間8:00~17:00 ●定休日:土曜・日曜・祝日
●Instagram:@awashiro
ウッドデッキなど個人の注文や、まとまった薪の小売販売も可能。
大工といった木を扱う職人さんと共に、仕事ができる環境を作りたいと夢を持つ。