「食と農」を体験する食育ツアー
豊川市内の集出荷場と料理教室を開催
豊川産を知る
7月23日、豊川市主催「食育ツアー 見て、作って、学ぼう!」が開催された。市食育推進事業の一つで、農産物の流れを食べるところまで一貫して学ぶことが目的。今回は7月に完成したJAひまわり総合集出荷センターの見学と、豊川産農産物を使った料理教室が行われた。 市内の4~6年生とその保護者6組12人が参加。最初に総合集出荷センター内アグリBASE「集」にて、豊川市の農畜産物の紹介と共にとよかわブランドの説明があり、クイズを交えた座学の時間となった。
総合集出荷センター見学
そして総合集出荷センターを見学した。県内初の全面空調管理されたセンター内は、荷受や検査するラインが設置され、農産物の鮮度を守りながらそれぞれ出荷先に向けて仕分けされる。また、花き用と野菜用の冷蔵庫も実際に入ることができ、貴重な見学ができた。とよかわブランドは大玉トマト、ミニトマト、いちご、つまもの、スプレーマム、バラが認定されている。料理教室ではトマトをはじめ、旬のなすやきゅうりなど野菜をふんだんに使ったメニューに挑戦する。
野菜たっぷりメニューに挑戦
場所を変え、食育キャラバン隊フライパンチームめだまやきの皆さんの指導のもと、夏野菜とチキンのラタトゥイユ、ピンチョス、トマトデザートを親子で調理に取り掛かった。声を掛け合いながら、慎重に野菜を切ったり炒めたり、楽しみながら進められた。「野菜をこれだけ種類豊富に食べれるのはありがたい」や、「勉強したことを踏まえてまた産直に行くのも楽しみです」といった声が聞かれた。
「豊川市で作られた野菜や果物をたくさん食べてほしい」と担当者は話す。
「豊川市で作られた野菜や果物をたくさん食べてほしい」と担当者は話す。
豊川市役所 産業環境部農務課
●豊川市諏訪1丁目1番地 ●TEL:0533-89-2138
●HP:https://www.city.toyokawa.lg.jp
●Instagram:@nomu.toyokawa
●ひまわり農業協同組合 総合集出荷センター
●豊川市三上町西河原100
●TEL:0533-85-1234
毎年開催され、新型コロナウイルス感染症期間は中止したが、昨年度より再開した。来年度も継続して行われる。秋・冬には、生産者の圃場で収穫体験などと料理教室を行う食育キッチンファームを開催予定。