2024年6月掲載「Gama Cafe&Bakery」

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

地元食材が光るメニューの数々

ホテルが運営する三河湾の臨むカフェ

今年でオープンして3周年
 蒲郡市港町の蒲郡商工会議所内にあるガマカフェ&ベーカリー。蒲郡クラシックホテルが運営するカフェで、2021年にオープンし今年で3周年を迎える。 コンセプトは、蒲郡クラシックホテル(同市竹島町)と同様に、蒲郡を代表する柑橘類など農作物、三河湾の魚介類を中心に、地元周辺地域の食材を積極的に取り入れている。「野菜など食材を生産する人・調理や加工する人・食事をする人の皆さんが幸せになること」を大切にしている。
 

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ホテルと同じ食材を生かす
 オープン当初は、同ホテル総料理長がプロデュースした食パンからスタートした。この食パンも愛知県産きぬあかりとゆめあかり、設楽の水を使用している。その後、ランチやカフェメニューを開発し提供を開始。「牛肉もホテルで使用のみかわ牛と豊橋牛を取り入れるなど、ホテルで使う食材をカフェにそのまま活かし、食材を無駄にせず同じクオリティで楽しめます」と平田シェフ。また竹本油脂㈱のゴマ油や、県立三谷水産高等学校開発の調味料なども取り入れている。

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一皿に必ず1品は地元食材
 メニュー一皿に必ず1品は地元食材を取り入れ、2週間毎にランチメニューが変わる。また、蒲郡の名物あさりや美浜の塩など使用したガマゴリラーメン、こだわりの食パンで作られたパンdeシチューなど定番メニューも。
 「3周年を迎え、今後も地元を楽しめる新メニューを積極的に開発していきたい。夏は蒲郡みかんのかき氷も登場します」と目の前に広がる三河湾と共に、ランチからティ―タイムまで、地元の季節の味を楽しめる。
 

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蒲郡クラシックホテル 副料理長
平田 辰吉さん

●Gama Cafe&Bakery(ガマ カフェ&ベーカリー)
●蒲郡市港町18-23(蒲郡商工会議所内1F)
●TEL:0533-65-7101
●営業時間:11:00~17:00(LO16:00) ●定休日:年末年始、その他
●Instagram:@gama_cafe_bakery
●HP:https://gamacafe.com/


 ホテルではステーキ・シーフードの鉄板焼き「六角堂」で腕をふるい、カフェではランチメニューの開発を行う。店内はカウンター席もあり、1人でも利用できる。