2021年12月掲載「オープンファーム」

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

消費者と生産者が触れ合うイベント

栽培見学、収穫体験…現場だから伝わること

生産者が直接声を届ける
 11月21日、「農場開放デー プロの農園を見学できるチャンス!オープンファーム」が開催された。
 オープンファームとは『消費者と生産者がつながるきっかけづくり』を目的とし、同日時に一斉に農場を開放し、誰でも参加できるもの。生産者の圃場を会場とし、直接販売や農場体験、実際の作業現場を見ることで、双方の信頼関係を構築するための取り組みとして企画。また、栽培後の手入れなど普段は聞けないことを直接質問できるとあって、有意義な時間を過すことができる。

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豊橋を中心に武豊町や大阪でも…
 昨年11月に開催して、今回が2回目。参加農園は尾崎さん自らが声をかけた10軒で、豊橋市はいちご、中玉トマト、お茶・大根、パンジー・ビオラ、胡蝶蘭、シクラメン、養殖鮎、多肉植物。大阪府八尾市はクリスマスローズ、知多郡武豊町はミニトマト・胡瓜の生産者が参加。それぞれの生産者が、来場者に楽しんでもらえる工夫をこらし、見学を中心に、試飲や試食、収穫体験(有料)、実演作業、寄せ植え作り(有料)、特別販売などが行われた。延べ、昨年は約800名、今年は約1,400名が訪れた。

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消費者と生産者の信頼関係
 「生産者はまだ発信力が弱く、消費者の方に農場に来ていただくことで、生産者が『誰のために何のために』という大切なことに気づいて欲しくて企画しました」と尾崎さん。また「生産者もこれからはこうしたイベントなどの繋がりから生まれた信頼関係が大切になり、いずれ『この人のために作る時代がやってくる』」とも語る。
 今後も参加農園を増やし、イベントの存在向上を上げると共に、より多くの消費者に来てもらえる企画を目指す。
 

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株式社会リーフ 代表取締役 尾崎 幹憲さん
企画推進グループ   伴 和樹さん

●主催:オープンファーム実行委員会
 (●株式会社リーフ ●豊橋市細谷町字小袋松173 ●TEL:0532-29-1588) 
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