2017年3月掲載「豊橋市/豊市(TOYOICHI)」

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

美味しいを届ける新しい「東三河のヤオヤ」

ホテルアークリッシュ豊橋がセレクトする「いいもの」

平成28年12月20日、豊橋駅前商業施設「ココラアベニュー」に、「豊橋と東三河、食卓をつなぐ美味しい架け橋」をコンセプトに、「豊市(TOYOICHI)」がオープンした。
ホテルアークリッシュ豊橋を中心に「A.R.T.TABLE」はホテルデリカ、「謝謝」は中華デリカ、「くくむ市場。by hanayasai」は野菜と花の市場、「GELATO SANTA」は地元の食材を使ったジェラートを販売し、各店が集結することで新たな「ヤオヤ」が実現。購入だけでなく、イートインコーナーもあり賑わいを見せている。

【季節誌しずく】豊市(TOYOICHI)【季節誌しずく】豊市(TOYOICHI)【季節誌しずく】豊市(TOYOICHI)

この地域食材を市場に

東三河は、海や山、一級河川、用水のある数少ない恵まれた土地の一つ。もともと、隣接するホテルアークリッシュ豊橋がオープン当時から、地元の食材を使った料理の提供に力を入れていた。こうした流れからもあり、豊橋・東三河の美味しい食材を味わい楽しめる「豊かな市場」から、「豊市(TOYOICHI)」と名付けられた。また、「豊橋の市場」、「豊橋のイチバンの市場」も意味している。この強みを活かし、ホテルアークリッシュ豊橋が厳選した東三河の食材を中心に、このエリアでは手に入りにくい全国からのおすすめ品も店頭に並ぶ。豊橋を代表する「あまえぎみトマト」や珍しい野菜など、まちなかでありながら野菜や果物から旬を感じ、味わうことができるのはうれしい。
その場で味わえる鳳来牛を使ったカレーをはじめ、本日の豊市丼やプレートランチのほか、デリカは旬のサラダや三州豚の惣菜など数多くそろっている。

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ホテルと地元の生産者のタッグ

店内はオープンな作りになっており、ランチタイムやカフェタイムだけでなく、クラフトビールや有機ワインも楽しめる。20時までの営業とあって、仕事帰りや出張のお土産用として立ち寄る人も多いそう。ホテルやカフェで食べた食材を買って帰ることができるのも特徴で、スタッフも東三河で作られている食材を勉強しながら伝えている。「今後は地元の食材を使った加工品開発や、こだわりの生産者さんとの商品開発も展開し、ここにしかないものも登場させていきたい」と将来の展望に意気込みを見せる。


【季節誌しずく】豊市(TOYOICHI)豊市(TOYOICHI)
ホテルアークリッシュ豊橋 総料理長 今里 武さん
豊市マネージャー 河原﨑 友美さん

●豊橋市駅前大通一丁目135 ココラアベニュー2F
●年中無休(年末年始を除く)
●営業時間:10:00~20:00
●TEL(0532)54-3911
●URL http://www.cocolaavenue.jp/floor/f2.html#07