2015年12月しずくTimes その1 ~東三河のちいさな地産地消~

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

「食」「農」「教育」で個性輝く人材へ

農業を通じてそれぞれの生徒の個性にあった道を

昭和26年農業経営者育成と地域産業の発展を目的に開校、以来65年余り多くの農業関係の人材を輩出する「渥美農業高等学校(農業科・施設園芸科・食品科学科・生活科学科)」。農業科は全国でも有数の就農率を誇り、 専門知識を習得した人材を育成している。今回は、「渥農」らしさを感じに「第65回 農高祭」を取材。~農業を”まるかじり”~のテーマのもと各科やその中の専攻それぞれの模擬店を責任を持って運営していく様子、生徒皆さんの笑顔がとても印象的でした。他の文化祭などとの大きな違いはやはり「農産物」にあり、商品のほとんどが生徒が手掛けた「野菜」「加工品」などが並ぶ点。栽培から物流まで一貫して学習していくことで現代社会で見落としがちな「過程」を熟知し、責任を持って消費者に届けるという「ビジネスの根本」がここにはあると感じた。
季節誌しずく「田原市 渥美農業高校」季節誌しずく「田原市 渥美農業高校」季節誌しずく「田原市 渥美農業高校」

一環した「食」「農」「教育」

渥美半島の中ほどにある渥美農業高校、地元農家を継ぐ生徒はもとより新規就農を目指す生徒、また農業を軸として様々な業種へと可能性を広げられるように、個性を生かしてそれぞれの道に光がさすようにと、教育方針を学科だけでなく学校単位で取り組んでいる。
それぞれの違う科を統括する眞壁農場長、以前の専門は土木の学科であった。しかし、赴任されたことをきっかけに農業を知り、現在は土木で培った専門知識を生かし、測量技術を競う大会で生徒を優勝へ導くなど、それぞれに合わせた指導をしていると話す。「食」「農」「教育」を個々に学び、礎を築きながら、サイクルとして密接に繋がることを学べる環境にあることが、農業高校の利点であり、農業大国「田原」の次世代パイオニアの輩出先の一つの担い手との位置づけなのだと、強く印象に残った。

季節誌しずく「田原市 渥美農業高校」季節誌しずく「田原市 渥美農業高校」季節誌しずく「田原市 渥美農業高校」

働くことへの意識の高さ

今回は農高祭の最中であったこともあり、独立した模擬店を出してる「農業クラブ」のメンバーに話を聞くことができた。塚田くん(農業科・3年)、田中くん(施設園芸科・2年)、沖尾さん(施設園芸科・1年)、加藤さん(食品科学科・2年)、清田さん(生活科学科・2年)。各科違う考えを持ち、将来への道もさまざま。取材では農場長のお話の通り、しっかりとその道に光を見出し、未来への希望を抱いていると感じることができた。また、働くことへの前向きな姿勢、働くことに対する覚悟が意識の高さを感じさせ、そんな答えとは逆に、「将来への進路に希望と少しの不安もあります。」…。と、若者らしい一面を見せてくれた皆さん、「田原は好きですか?」の問いに、全員が「はい!」と力強く答えてくれ、一番の笑顔が見られたことで「渥農」・「田原」の未来はさらに明るいと感じられました。

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田原市 渥美農業高校
愛知県立渥美農業高等学校
農場長 眞壁  薫 先生

渥美農業高等学校で農業科・施設園芸課・食品科学科・生活学科を統括する立場にある農場長をつとめ、生徒ひとりひとりの個性や特性を見いだし、指導や進路相談など、教鞭をふるう。

●愛知県立渥美農業高等学校 田原市加治町奥恩中1−1
●TEL(0531)22-0406


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