2013年3月しずくTimes~東三河のちいさな地産地消~

季節誌しずく~地産地消の小さな流れをご紹介

豊橋の青じそをブランドとして全国へ。

地元メーカーと農家の最強タッグ「AOZISO JAPAN BRAND」

メーカーと農家、二人三脚の開発

青じそジャパンブランド試食販売会~地産地消の小さな流れ

食と農を扱う業種を連携し新しい価値創造で、次世代に継承できる地域産業を生み出していく食農産業クラスター推進協議会。その一環として新商品開発部門に属している「青じそ加工研究会」別名、「AOZISO JAPAN BRAND」。全国一の青じそ生産地「豊橋」。その約100の生産農家と、地元食品加工メーカー10社が青じそを使ったオリジナル商品を開発し、競争力を強化、価値ある地域ブランドとして新販路・新顧客の開拓を図ることを目的とし活動している。生産農家は50年の技術を活かし豊橋ブランドの顔として超減農薬、徹底された安心安全な青じそを栽培。一方、食品メーカーは1業種1社で厳選された各業種のスペシャリストたちが集結し切磋琢磨。商品開発に励み厳しい商品審査で退会した会社もあったが、この地域ならではのブランドを創っていこうという信念で、幾度もの試作と改良を重ね、他社には真似のできない青じそ商品を作り上げた。

 

青じそジャパンブランド試食会~地産地消の小さな流れ青じそジャパンブランド~地産地消の小さな流れ青じそジャパンブランド試食販売会~地産地消の小さな流れ

終りのない努力とチャレンジ

開発中には、青じそ生産者と食品メーカーがお互いの現場を視察し意見交流、常に高品質を維持するための加工技術の向上など商品開発とは別の視点でも様々な強化を行った。パイプ役となった横山さんの働きかけやアドバイスあってこそ実現したことだと関係者は話す。商品は地元、東京などでの試食やアンケートを行い、商品強化と販路拡大に努めているという。地元の活性化と地産地消に貢献しながら進化し続けている「AOZISO JAPAN BRAND」は、2013年から「プレミアム」という新しいジャンルへの挑戦に突入。横山さんの多忙な日々は続く。

青じそジャパンブランド販売会~地産地消の小さな流れ青じそジャパンブランド試食販売会~地産地消の小さな流れ青じそジャパンブランド試食販売会~地産地消の小さな流れ

クラスターマネージャー横山順子さん~地産地消の小さな流れクラスターマネジャー   横山 順子さん

豊橋市西幸町字浜池333-9 (株式会社サイエンス・クリエイト内)
青じそ加工研究会事務局
TEL:0532-44-1111(青じそ加工研究会事務局)
食農産業クラスター推進協議会

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