2017年12月 地のしずく~地産地消応援隊~


季節誌しずく-地のしずく

季節誌しずく「豊川 手打そば 玄子」
 隠れ家的なそば屋として、遠方からも訪れるファンも多い、手打そば玄子。大将の深津弘さんは、もともと豊川インター近くで中華料理店を開いていた。趣味でやっていたスキーの仲間が手打ちそばを店で振舞ってくれたことをきっかけにそばに惚れ込む。中華料理店時代でも、しゅうまいや餃子の皮は手作りしていたため、そばも自分でイチからやってみたいと、全国を食べ歩き、独学で失敗を繰り返しながら経験を積み、11年前にお店をオープンさせた。しょうゆなどの原材料やそばから道具に至るまで勉強を重ね、自身もそばを栽培し、メニューにある野菜も栽培している。

季節誌しずく「豊川 手打そば 玄子」

今回の食材 新城産蕎麦

種まきから無農薬で栽培、脱穀、乾燥、選別まですべてを一貫して行う今泉さんご夫妻。出来上がった蕎麦の実の一部は加工されて、乾麺として「旬のひろば」などで販売もされる。

【季節誌しずく】玄子 今泉【季節誌しずく】玄子 今泉【季節誌しずく】玄子 今泉

【季節誌しずく】玄子 今泉

今泉 健次・次子さん夫妻
新城市


米栽培を中心に、夫婦力を合わせて野菜や豆類、雑穀などを年間通じて栽培。奥様の次子さんには「しずく朝市」や「自家製しずく倶楽部」で料理教室の講師として料理の手ほどきをお願いしている。

 


今回の地産地消応援隊  手打そば 玄子

蕎麦は地元生産者や長野県などからも取り寄せ、時期によって変えている。
早朝から石取り、磨きを経て粉にし、目でそば粉の状態を細かく確認。その日の気候に合わせ、調整しながらそばを丁寧に打つ。そばはシンプルに思われがちだが、そば切り3年、茹で10年、粉一生と言われているとおり、奥が深く難しく、ごまかしが効かない。
自家菜園で栽培する季節の野菜は天ぷらはとして提供される。

【季節誌しずく】玄子【季節誌しずく】玄子【季節誌しずく】玄子

【季節誌しずく】玄子

手打そば 玄子

深津 弘さん
豊川市野口町平瀬木35-5
Tel.0533-83-0550
●営業時間/11:00〜15:00
●定休日/毎週木曜日


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