2012年12月 地のしずく~地産地消応援隊~

こだわり農場すずき

こだわり農場 鈴木~地産地消実践店~

地元でとれたお米を地元で加工し地元で販売できないか、そんな当たり前の「地産地消」を考え、できたのがこだわり農場。こだわり農場 鈴木の「音羽米」や「麦」はもちろん、素材それぞれの品質・風味を大切に体にやさしく仕上げたお菓子も販売中。購入は豊川市内JAひまわりグリーンセンター各所、くくむガーデン(豊橋市)、ベジカル(ラグーナ蒲郡 フェスティバルマーケット内)など。
もっちりしていて甘みがあり、冷めてもおいしい。おにぎりやお弁当にも最適。「今話題のデトックス効果や栄養素がぬかに含まれているため、余すことなく食べてほしい」と鈴木夫妻。

 

 

今回の食材旧音羽町の「音羽米」

音羽の里では100人を超える生産者が町ぐるみで安全な米を作り、近隣で食べる「地産地消」を実践している。これからも変わらず共存できる環境空間、守ってゆきたい…『安全で豊かな食』『安心で豊かな暮らし』それが音羽米の誇りです。

こだわり農場 鈴木~5月頃の稲~こだわり農場 鈴木~7月頃の稲~こだわり農場 鈴木~5月頃の稲~

 

音羽米のあゆみと音羽の里の取り組み

消費者グループの代表の方々が、音羽の地を訪れ「水源の山々に産廃場やゴルフ場がない田んぼで、農薬を極力使用しないお米を生産してほしい」との思いを聞く。それを機に、平成元年2戸の農家が63aの田んぼでの栽培を開始。音羽農協(現ひまわり農協)と共に36俵の生産販売(消費者32名)の計画をし、「特別栽培米制度」を活用し取り組みを始めた。
市の取り組みで稲刈りや脱穀の農作業と、米粉を使った食体験を親子で学ぶ「おとわde米体験」や、国内で初のキク科多年草「カモミール」をあぜに植え、草刈りに数回散布する除草剤の回数を大幅に減らす雑草抑制の試みを開始。農作業体験や、環境についても積極的に取り組んでいる。

こだわり農場 鈴木~6月頃の稲~こだわり農場すずき~音羽の会~こだわり農場すずき~体験~

 

地元有数のブランド米  音羽米

深刻しているカメムシの被害でよく使われる農薬の多くが今問題視されている、ネオニコチノイド系の農薬。
音羽米は農薬の残留を考慮し、実ができるステージでの農薬散布を一切使用しないため、玄米でも安心して食べられるお米を提供しています。国内でも少ない有機JAS認定の地元有数のブランド米です。

こだわり農場 鈴木~9月頃の稲~こだわり農場 鈴木~9月頃の稲~こだわり農場 鈴木~9月頃の稲~

 

商品開発と販促活動

こだわり農場 鈴木では、最低毎年1つは商品開発をしており、今後も取り組んでいく。農家の軒先販売のような存在の『こだわり農場の直売場』も建設予定でいろんな方に身近に感じてもらえるように展開していくという。農場だけでは終わらず、販路への情熱にもこだわりを感じる。

こだわり農場 鈴木~ぱりふわせんべい~
●たべ米 ぱりふわ 赤ちゃんせんべい
小さなお子様が安心して食べられる赤ちゃんせんべいができないかと考え、音羽米を使い豊川市のおせんべい屋さんで作った昔ながらの赤ちゃんせんべい。消化吸収もたいへんよく、胃にやさしいので離乳食をはじめた赤ちゃん、小さなお子様のおやつ、お年寄りのお茶うけまで安心いただける。

 

 

こだわり農場 鈴木~米粉でてんぷら~こだわり農場 鈴木~米粉のホットケーキミックス~こだわり農場 鈴木~米粉のホットケーキ~


こだわり農場すずきさん

 

こだわり農場 すずき
鈴木晋示・希世美さん夫妻
愛知県豊川市萩町上林54  Tel.0533-87-3884

 地元でとれたお米を地元で加工し地元で販売できないか、そんな当たり前の「地産地消」を考え、できたのがこだわり農場。こだわり農場 鈴木の「音羽米」や「麦」はもちろん、素材それぞれの品質・風味を大切に体にやさしく仕上げたお菓子も販売中。購入は豊川市内JAひまわりグリーンセンター各所、くくむガーデン(豊橋市)、ベジカル(ラグーナ蒲郡 フェスティバルマーケット内)など。

 

 


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